散歩道(ブログ)

出版プロデュースが形となりました。

「今回の出版では馬岡孝行氏にたいへんお世話になりました・・・」との言葉を「あとがき」に掲載していただいた書籍が先週台湾で発刊となりました。
「創意達人的筆記本活用術」(樋口健夫著・商周出版社刊)です。

樋口健夫氏は子供から大人(老人)までの創造力開発をライフワークにされる「アイデアマラソン研究所・所長」。関連書籍の出版実績は日本国内で約40冊を数え、その幾つかは海外でも翻訳出版されています。そのご主張のコアは、「頭に浮かんだ自分のアイデアを連番でノートに記録していくシステムを持とう」ということ(ちょっとシンプル化し過ぎ?)で、ここまでのご自身のそのアイデア総数は約30万。ノート数は約360冊とのことです。
そこから生まれたアイデアグッズも多数あり、防災キットやアイデア自転車、電子メモシステム等、その範囲も多彩です。創造力やアイデア力の開発を重視する企業や学校でこのシステムを導入する動きも活発で、大手の通販会社や電機メーカーの顧問、筑波大学等の講師としてもたいへんお忙しい身でもあります。

実は私自身もアイデア総数1万個弱ながら、樋口氏からは「アイデアマラソンの実践者」として数えていただいており、約10年来のお付き合いがあります。小さな生活上の改善から、大きな仕事や人生上の決断まで、少なくない影響をいただいてきたと実感しています。

今回の企画は、「台湾にもアイデアマラソンを広めよう」、「翻訳出版ではない、書き下ろし作を中国語で作ろう」というもので、出版先は台湾№1のビジネス書出版社と言われる商周出版社(Business Week社)、翻訳は私の妻(李麗真)が担当という決め打ちの目標を立て、約1年掛けて実現しました。
今は発刊直後ということもあり、各書店に行っても必ず目に付く場所に並べていただいています。子供たちにとってもちょっとうれしい体験のようで、次女(5歳)はその都度「ママの本があったよ!」(実は翻訳だけなのですが・・・)と声をあげています。

これをきっかけに、樋口氏のご来台による講演会の開催や企業導入も含めて、この考え方やシステムが広がる動きも作っていきたいと思います。
また、同様の日本の価値ある情報やシステムを台湾に紹介する活動も引き続き、拡大していきたいと思っています。

貴重な体験、チャンスを与えていただいた樋口氏を始め、関連の皆さんに改めて感謝します。ありがとうございました!

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