散歩道(ブログ)

「携帯電話」と「親戚との会話」

最近めっきり減ったものの一つに、弟夫人(義妹)や子供たち(おい、めい)との電話会話があることにふと気が付きました。
以前なら弟の自宅に電話を掛け、最初に出た誰かと、それこそ「暑いですね」、「最近どう」・・・の言葉だけでも交わして一通りの話をした後で、「(弟)いる?・・・」という流れであったものが、最近はもうほとんど弟の携帯電話に直接掛けるというやり方で終わっています。
弟と私の妻、子供との関係もほぼ同様。私と妻の両親や兄弟との関係、妻と私の両親の関係もそれに近いかも知れません。特に嫌悪感がある訳でもないのに、「効率」、「便利」、「ダイレクト」・・・という効用の中で、付随的な人間関係や柔らかなつながりが、他のシーンでもどんどん失われているような気がします。

そして、それを通じて、想定した人や目的以外の「開けてびっくり玉手箱」的な他愛のない、どっちでもいい(?)、ゆったりとした、でもアドリブ感のある会話がどんどん苦手になってきているのかと・・・。

●両親の誕生日には「カードの送付」だけでなく、必ず電話を掛けて家族4人から声のメッセージを送ること
●弟の自宅にもたまには直接電話を掛けて、家族同士の会話も絶やさないこと
●その他の親戚関係や親友の家族とも然り

ぐんぐん進む技術の進歩に負けずに(笑)、そんな自助努力も意識していろいろ考えてみたいと思う次第です。

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